山菱水産には営業部はありません。営業マンたちが所属するのは、商品部。
これは、できあがったものを売るだけでなく、原料の仕入れや企画・開発、生産、保管、物流まですべての工程を熟知し、商品への理解を深めて「商品のエキスパート」になろう、という志の現れです。
世界の水産事情、業界の動向、食の流行まで、日々の情報収集を重ね、
お客さまの「おいしい」の笑顔のために、部員一同、最善を尽くします。
ニーズに応える柔軟な商品づくり
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山菱水産の特徴は、一次生産者との強いネットワークを持ち、仕入れから製造、保管、物流までを一社で完結できるトータルシステム。取引先のニーズに応える柔軟な商品づくりが可能です。
加えて私たちは、商品を食べたお客さまの声を直に聞く機会を大切にしています。例えば生協組合員様向けの学習会。原料や商品づくりの背景を説明し、試食をしてもらうことで、参加者から様々なご意見やご感想をいただいています。また、取引先の店舗でマネキン販売をする際には、まぐろや魚介類に関するアンケート調査も実施しています。
こうしたコミュニケーションから得た貴重な情報は、工場や開発の現場へフィードバックし、商品改善や新商品の立案に役立てています。
新商品が生まれるテストキッチン
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取引先への訪問商談、新規販路の開拓、マーケットリサーチ……と、営業マンの主戦場は会社の外。しかし山菱水産の営業マンにはもうひとつのフィールドがあります。それがプロ仕様の調理設備に、大型の冷蔵庫を完備したテストキッチンです。
世界の海から調達した原料サンプルをここに集結。多様な食のシーンをイメージしながら、開発スタッフとともに知恵を絞り、お客さまの食卓を彩る新たな商品の可能性を探ります。