本まぐろ
本まぐろ

その5 本まぐろ

高級まぐろの代名詞

「まぐろの中のまぐろ」「まぐろの王様」と呼ばれる本まぐろ。さまざまな海域の本まぐろを揃えています。

本まぐろとは

  • 本まぐろとは 本まぐろ(クロマグロ)の漁場。海域によって食べるエサが異なり、身質や食味に違いが出ます。
  • 日本で食べられているまぐろは主に、きはだまぐろ、めばちまぐろ、びんちょうまぐろ、クロマグロ、ミナミマグロ。これらのなかで、最高級品として取引されるのが、一般に「本まぐろ」と呼ばれるクロマグロ。体の色が黒く、希少性も高いことから「黒いダイヤ」の異名もあります。 まぐろの中ではもっとも大きく成長する種類で、体長2.5〜3m、体重は500kgにまで達するものも。住んでいるのは、北半球の海域。太平洋と大西洋を回遊するものに分けられ、高緯度の冷たい海にも分布しています。 山菱水産では「おいしさ」を基準に、さまざまな海域の本まぐろを扱っています。

人間よりも贅沢な魚?

  • 人間よりも贅沢な魚?
  • まぐろの王様といわれる本まぐろは、当然、そのおいしさも格別です。赤身はねっとりとして、まぐろならでは芳醇な旨味があり、かすかな酸味も特徴。上品な甘味を感じるトロは、口の中に入れると、とろけるよう。特に脂肪の目が細い霜降りの大トロは、ふんわりと淡雪のような食感です。 また、一口に本まぐろといっても、生息域によって食べているエサが変わります。例えば、スペインやイタリア沖で撮れるまぐろは、イワシを多く食べています。日本で最高級品とされる大間の本まぐろは津軽海峡のイカが好物。そして冷たい北の海を泳ぐアイルランド沖のまぐろは、群れを成す甘エビをエサにしています。 まぐろは大海を泳ぐ生きた海産物を食べているなんとも贅沢な魚。だからこそ、人々を魅了する味を持っているのでしょう。 お寿司屋さんで天然の本まぐろを食べる機会があったら、どこで漁獲されたまぐろか聞いてみてください。まぐろが泳ぐ海を思いながら味わえば、感動もひとしおです。

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